We are excited to present our specially curated song program, Ein Liederabend von Frauen, über Frauen, für alle, as Donna Onna in Japan! Tuesday, October 21st, 2025, 7:00 PM, Halle Runde ( Nagoya Showa-ku Sakurayama-cho 1-21, 466-0044 Japan)

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2025年10月21日火曜日19時より、名古屋市昭和区 Halle Runde (ハレ ルンデ)にて

新感覚・歌曲演奏会《Donna・オンナ(ドンナ・オンナ)》

〒466-0044、名古屋市昭和区桜山町1-21

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Duo Aurea】(デュオ・アウレア)

ドイツ・ベルリンを拠点に、クラシック音楽の枠を超えた表現で観客を魅了するパフォーマンスデュオ。

歌唱とピアノ伴奏による芸術『歌曲』に浸る90分間。

演奏会の一部では語りや演技を取り入れ、さまざまな女性作曲家の生きた背景とともに、その作品をお楽しみいただきます。

ドイツ語、英語、日本語、そして普段馴染みのない言語ですら、なぜか理解できてしまう、

彼女たちに魅了されてしまう90分間へようこそ!

皆様に多言語の作品や作曲家について、より深く理解し、楽しんでいただけるように、こちらから豆知識を発信してまいります。

どうぞお楽しみに!

デュオ・アウレアのプロフィールは下からご覧いただけます。

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演奏会の中に登場する女性作曲家について

を随時更新していきます!

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  • Josephine Lang

    ミュンヘン出身の女性作曲家、ヨゼフィーネ・カロリーネ・ラングは5歳から作曲を始め、ピアノと歌唱のレッスンも受けました。後にフェリックス・メンデルスゾーンから通奏低音の指導を受け、彼は彼女の歌曲について「彼女は作曲と歌唱においてこれまで聞いたことのないような才能を持っている」と高く評価しました。フェリックスの提案でヨゼフィーネはベルリンに移り、ファニー・メンデルスゾーンからも指導を受けるようになります。16歳の時、フェリックスの支援により彼女の歌曲集が出版されました。

    その後、ミュンヘンの宮廷楽団(Hofkapelle)の歌手としても活動し、1830年代には彼女にとって最も実りある時期を迎えます。彼女の才能はロベルト・シューマンの知るところとなり、彼が編集した『新音楽時報』により作品が広く知られるようになりました。また、クララ・シューマンとは生涯の友人となりました。

    ヨゼフィーネは、ドイツ・テュービンゲンの法律家クリスティアン・ラインボルト・ケストリンと結婚し、テュービンゲンに移り住みます。6人の子どもを育てる中で音楽活動は一時減少しましたが、1856年に夫を亡くした後、ピアノや歌唱の教師として再び活動を始め、作曲を通じて家族を支えました。しかし、その後立て続けに子どもたちを失い、彼女自身も65歳という若さでこの世を去りました。

    2025年10月21日(火)19時名古屋市、ハレ ルンデにおける演奏会『Donna オンナ』においては彼女の作品を3曲お聴きいただきます。『たとえ外が雪で積もろうとも』、『永遠の親』 そして『妖精の踊り』です。

    2023年に彼女の名を冠した歌曲コンクールがドイツ・テュービンゲンで開催され、2026年3月には第2回目の開催が予定されています。

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演奏会でお聞きいただく

歌曲の日本語訳

を随時更新していきます!

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  • 作曲:1834年(?) ヨゼフィーネ19才の頃に作曲

    出版:1848年、出版

    詩: 1番 ハインリッヒ・ハイネ

    2、3番、エルンスト・ハインリッヒ・マイアー

    たとえ外が雪で覆われても

    雹(ひょう)が降り、嵐が吹き荒れようとも

    私の窓に激しく打ちつけようとも

    私は決して嘆いたりしない

    なぜなら私の胸には

    愛しい人の姿と春の喜びがあるから

    Mag da draußen Schnee sich türmen,

    Mag es hageln, mag es stürmen,

    Klirrend mir ans Fenster schlagen,

    Nimmer will ich mich beklagen

    Denn ich trage in der Brust

    Liebchens Bild und Frühlingslust.

    たとえ砂漠に

    砂と、太陽が燃ええる

    灰色の荒野に住むことになっても

    私の中には美しく花が咲くだろう

    なぜなら私の胸には

    愛しい人の姿と春の喜びがあるから

    Muß ich in der Wüste hausen, 

    In der Wildniß, in der grausen,

    Wo nur Sand und Sonne glühen,

    Lieblich wird es in mir blühen!

    Denn, ich trage in der Brust

    Liebchens Bild und Frühlings Lust!

    夜が私を脅かしても

    危険に取りまかれても

    迫られ、荒れ狂われても

    ひとりの天使が私を守ってくれる

    なぜなら私の胸には

    愛しい人の姿と春の喜びがあるから

    Ob die Nacht mit ihren Schauern,

    Ob Gefahren mich umlauern,

    Ob sie dräuen, ob sie wüten,

    Wird ein Engel mich behüten!

    Denn, ich trage in der Brust

    Liebchens Bild und Frühlings Lust!

  • Ewige Nähe 作品 8-3

    作曲:ヨゼフィーネ・ラング

    作詞:アグネス・フォン・カルティン

    出版:1838年

    私の人生はさらに輝き、
    あなたに出会ってから、美しくなりました
    あなたと私の同じ願いが
    心と心をこれほどにも深く結びつけたから

    Heller ward mein inn'res Leben,

    Schöner, seit ich dich erkannt,

    Seit ein gleiches hohes Streben

    Herz mit Herz so eng verband.

    私の歌も、私の感情も、
    すべてをあなたに捧げました
    何一つとして、私の愛を冷ますことはできなかった
    どんな別れも、どんな苦しみも

    Meine Lieder, wie mein Fühlen,

    Alles hab' ich dir geweiht.

    Nichts konnt' meine Liebe kühlen,

    Keine Trennung und kein Leid!

    それなのに、なぜ私は忘れなければならないのですか

    あなたを、私の輝く星を

    私はこの深い夜を耐えなければいけないのですか

    あなたが私から離れてしまう夜を

    Und doch soll ich dir entsagen,

    Dir, mein heller Lebensstern,

    Soll die tiefe Nacht ertragen,

    Dass du mir auf ewig fern!

    いいえ、そんなことはあってはいけない
    別れなどあってはいけないのです
    この地球上で離れていようとも、近くにいようとも
    あなたはここ、私の心の中にいるのです。

    Nein, ach nein, so darf's nicht werden,

    Nein, ach nein es darf kein Abschied sein.

    Ob getrennt, ob nah auf Erden,

    Hier im Herzen bleibst du mein!


  • 作品44 ブラウニング作品集より第1番

    作曲:1899年-1990年

    出版:1990年

    作詞:ロベルト・ブラウニング

    季節は春

    日時は朝

    朝の七時に

    丘は真珠のような朝露が輝く

    ひばりは空を羽ばたき

    カタツムリは枝の上に

    神は空にいる

    世界の全てがうまくいっている!

    The year’s at the spring,

    And day’s at the morn;

    Morning’s at seven;

    The hill-side’s dew-pearl’d;

    The lark’s on the wing;

    The snail’s on the thorn;

    God’s in His heaven–

    All’s right with the world!



  • クララ・シューマン

    作詞:フリードリヒ・リュッケルト

    作曲:1841年

    もし美しさを理由に私を愛するのなら

    どうか愛さないでください

    それなら太陽を愛してください

    太陽は金色の髪をまとっているのだから

    Liebst du um Schönheit,

    O nicht mich liebe!

    Liebe die Sonne,

    Sie trägt ein gold’nes Haar!

    もし若さゆえに私を愛するのなら

    どうか愛さないでください。

    それなら春を愛してください

    春は毎年、新しく巡ってくるのだから

    Liebst du um Jugend,

    O nicht mich liebe!

    Liebe den Frühling,

    Der jung ist jedes Jahr!

    もし財産のゆえに私を愛するのなら

    どうか愛さないでください。

    それなら人魚を愛してください。

    彼女は美しい真珠をたくさん持っているのだから

    Liebst du um Schätze,

    O nicht mich liebe!

    Liebe die Meerfrau,

    Sie hat viel Perlen klar!

    もし愛ゆえに私を愛するのなら

    どうか私を愛してください!

    いつまでも私を想い続けてください

    私もあなたを愛し続けます。

    Liebst du um Liebe,

    O ja, mich liebe!

    Liebe mich immer,

    Dich lieb’ ich immerdar!


  • Warum sind denn die Rosen so blaß

    作曲: Fanny Hensel

    作詞: Heinrich Heine

    なぜバラはそれほどにも青ざめているのか

    教えてください、私の愛、なぜなの?

    なぜ緑の芝生の中の

    青いすみれはそんなにも静かなのか

    Warum sind denn die Rosen so blaß,

    O sprich, mein Lieb, warum?

    Warum sind denn im grünen Gras

    Die blauen Veilchen so stumm?

    なぜ彼女たちは嘆くような大きな声で鳴いているのか

    空のひばりたちは

    なぜ草は

    死んだような匂いがするのか

    Warum singt denn mit so kläglichem Laut

    Die Lerche in der Luft?

    Warum steigt denn aus dem Balsamkraut

    Hervor ein Leichenduft?

    なぜ霧の中の太陽は輝いているのか

    冷たく怒ったように

    なぜ地面はこんなにも暗いのか

    そして墓のように不気味なのか

    Warum scheint denn die Sonn auf die Au

    So kalt und verdrießlich herab?

    Warum ist denn die Erde so grau

    Und öde wie ein Grab?

    なぜ私はこんなにも病んでいて、落ち込んでいるのか

    私の愛する人、教えてください!

    教えてください、私が心から愛する人

    どうしてあなたは私のもとを去ったのかを。

    Warum bin ich selbst so krank und so trüb,

    Mein liebes Liebchen, sprich?

    O sprich, mein herzallerliebstes Lieb,

    Warum verließest du mich?

デュオ アウレア

フリーダ・ヨランデ・バルク (ソプラノ)

野村 七海 (ピアノ)


2023年、テュービンゲンで開催されたヨゼフィーネ・ラング歌曲コンクールにて第一位および聴衆賞を受賞。女性作曲家の作品を中心に独自のプログラムで演奏会をヨーロッパ各地で開催している。2025年秋には名古屋で《女性から、女性についての音楽をみなさんへ (Ein Liederabend von Frauen, über Frauen, für alle)》を日本初演する予定。

ベルリンのハンス・アイスラー音楽大学では、トーマス・ハンプソンや藤村実穂子と共演するピアニストのヴォルフラム・リーガーのもとで歌曲解釈を学び、歌唱とピアノの緻密な芸術、そして歌曲の詩の深い理解が高く評価され、多くの招待演奏会に出演している。

演奏会後半で披露する演出の一部

YouTube

https://youtu.be/Y5M_bYSmKw0?si=RAhUgoHiG1HxfdBN